O-MEN

感情の表現とプライバシーの保護を両立

背景

一億総SNS時代

みんなSNSをする時代だから必要なもの。

老若男女問わず使用するSNS。
様々な出来事や考えを共有することで誰しもがエモさを感じています。

たくさんの繋がり
流行りのダンス
ケーキと一緒に

ところが……

身バレや炎上!

そんなの嫌ですよね

この世の中は良い人だけではありません。
悪意を持った人がSNSを悪用し、個人情報を特定したり過剰に晒し上げしたりする可能性は大いにあります。
実際に被害にあった人は多数存在しますが、相当な悪意を持つ加害者はなかなか逮捕できていません。
加害者は自身の個人情報を完全に秘匿しているのです。

では、私たちはどのように対策すれば良いのでしょうか。
簡単です。私たちも個人情報を秘匿すれば良いのです。

プライバシー保護

個人情報を秘匿すると面白くありません

たくさんの繋がり
流行りのダンス
ケーキと一緒に

どんな感情をしているのかわからないですよね?

身バレや炎上に関するリスクを下げるためには感情の共有を犠牲にしなくてはならない。
逆に、感情を共有するためには身バレや炎上に関するリスクを上げなければならない。
この2種はトレードオフの関係性なのです。

目的

どのようにすれば顔を出さずに感情を共有できるだろうか?

😉

できることの概要

顔一覧

8種類の顔で感情を表現

Neutral
真顔
Disgust
うんざり
Sadness
悲しい
Contempt
困惑
Surprise
びっくり
Fear
怖い
Anger
怒り
Happiness
うれしい

手法

Face APIを活用

Microsoft AzureのCognitive Servicesの一つであるFace APIを活用しました。

サーバはWebページを提供しており、ユーザが画像をアップロードできるようになっています。 ユーザPCから画像をサーバに送ると、その画像はFace APIで分析されます。 分析されると、Face APIから顔の座標や感情などの情報が返ってきます。 返ってきた情報をもとに、サーバは画像を加工しWebページに表示します。

出力例

表情に合わせて変化

複数人にも対応

あの謝罪会見も